NEC、12.5型軽量モバイルノートPCなどビジネス・教育向けPCの新製品を発表

　日本電気株式会社（以下、NEC）は17日、モバイルワークやテレワークに向けた軽量モバイルノートPCをはじめとした、ビジネス・教育向けPCの新製品17タイプ63モデルを発表した。1月22日から順次出荷を開始する。

　モバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVH」は、12.5型液晶を搭載し、約289×196×17mmのコンパクトな筐体でありながら、幅約280mmのワイドキーボード（従来は約260mm）を新たに採用することで、文字キーのサイズ拡大（従来面積比約110％）や一部特殊キーの配置変更を行い、キー入力時の使いやすさを向上した。希望小売価格は24万2000円（税別）から。

　VersaPro UltraLite タイプVHでは、インテル最新CPUの第8世代プロセッサCore i7搭載モデルを追加するとともに、新たにUSB Type-Cも搭載し、約917gの軽量筐体や約11時間のバッテリー駆動といった従来機の特徴を継承しながら、性能や利便性も向上した。

VersaPro UltraLite タイプVH

　モバイルノートPC「VersaPro UltraLite タイプVG」では、インテルの第8世代プロセッサCore i5の採用により、処理速度を従来機種比最大で約1.4倍向上した。希望小売価格は31万2500円（税別）から。

　また、新製品では全モデルに最新の「Windows 10 October 2018 Update」を用意するとともに、シンクライアントや組み込みPCといった特定業務向け「Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC」のプリインストールに対応したモデルのラインアップも拡大。

　セレクションメニューには、シングルサインオンに対応した顔認証PCセキュリティソフトウェアの新バージョン「NeoFace Monitor V4」を用意するとともに、覗き見を防止する3Mの「プライバシーフィルター」やウィルス対策ソフトを追加。利便性の向上とセキュリティの強化を図り、テレワークによる働き方改革を支援するとしている。