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トレンドマイクロ、Windows 7利用ユーザー向けにエンドポイント製品のサポートを延長

企業向けは2024年1月、個人向けは2021年12月まで

 トレンドマイクロ株式会社は25日、同社エンドポイント製品のWindows 7に対するサポートを、マイクロソフトによるWindows 7のサポート期間終了後も一定期間継続すると発表した。

 企業向け製品の「ウイルスバスター コーポレートエディション XG」は2024年1月、個人向け製品の「ウイルスバスター クラウド」は2021年12月まで、それぞれ新たな脅威に対応するための製品アップデートの提供、サポートセンターにおける同社製品や検出された脅威などに関する問い合わせ対応を行う。

 Windows 7は、2020年1月14日(日本時間)にマイクロソフトによる延長サポート期間が終了となり、以降はセキュリティ更新プログラムの提供が受けられなくなる。

 トレンドマイクロでは、サポート終了となったOSは新しいOSへ移行することを推奨しているが、サポート終了まで残り約1年となった現在でも、100万台以上のPCでWindows 7が利用されていることを確認していると説明。Windows 7のサポート終了までにOSの移行が難しいユーザーに対して、新しいOSへの移行が完了するまでのリスクを軽減させる目的で、同社エンドポイント製品のWindows 7に対するサポートを延長するとしている。