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サードウェーブ、法人向け「サードウェーブNASアプライアンス AX2110 S」を受注開始

 株式会社サードウェーブは19日、法人向けの1Uラック型NASアプライアンス「サードウェーブNASアプライアンス AX2110 S」の受注を開始した。価格は29万8000円(税別)。

 サードウェーブNASアプライアンス AX2110 Sは、1Uラックマウントサーバーをベースにした製品で、OSにはFreeNASを採用し、あらかじめ本体内のSATA-DOMにインストールした状態で出荷する。

サードウェーブNASアプライアンス AX2110 S

 CPUはIntel Xeon E3-1220 v6、メモリは16GB ECC DDR4(4GB×4)、ストレージは8TB SATA HDD×4台をホットスワップベイに搭載する。共有領域HDDは利用シーンに合わせられるよう未構成で出荷し、RAID10/RAID-Z/RAID-Z2/Stripeの構成が選択できる。

 チップセットはIntel C232。グラフィックはオンボード。ネットワークは、ギガビットイーサネット(GbE)×2ポート(Intel I210)とマネージメント用1ポート。

 管理画面はGUI構成で、システム構築やユーザー登録、ストレージ領域管理などの設定を簡単に行える。また、高度な設定を行いたい場合は、コマンドラインインターフェイスによる設定にも対応する。

 ネットワークアクセスの負荷、HDDのステータス確認、各種パフォーマンスを管理するダッシュボード機能を備え、管理者へのアラートや障害予測の自動化を実現。スナップショットをスケジュール化する事により、情報資産を効率良く保存し、共有・保全できる。

 ファイルシステムについは、エンタープライズストレージシステムにおいて実績のあるZFSファイルシステムを採用。各種プロトコルをサポートし、マルチクライアントでも最適な認証、運用ができる。スナップショットのライフタイム、スナップショット間隔など、自由度の高い設定機能を搭載する。