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アット東京、スタートアップ企業向けの支援プログラムを開始

 株式会社アット東京は20日、スタートアップ企業のデータセンター利用を支援する「スタートアップ企業支援プログラム」の提供を開始した。

 アット東京では12月より、経済産業省が推進するスタートアップ企業育成支援プログラム「J-Startup」にサポーター企業として参画している。

 今回のスタートアップ企業支援プログラムでは、スタートアップ企業のデータセンター利用環境とともに、ビジネスチャンスの拡大をサポート。プログラム参加企業は、事業開始当初のデータセンター設備投資コスト負担の軽減に加え、アット東京の各種クラウドをはじめとしたネットワーク接続性を備えるデータセンター環境と、データセンター利用者がつながりあうビジネスコミュニティを形成可能な仕組みを、最長12カ月間無償で利用できる。

 参加企業は、基本サービスとして、1)ラックスペース(最大1ラック)と、2)最大3kVAまでの電源利用環境――が利用可能。オプションサービスとして、1)100Mインターネット回線(ベストエフォート、固定IP1、1回線)、2)クラウド接続サービス(プレミアムコネクトまたはATBeX 1回線)、接続用ルーターの貸し出し、3)AWS、Google Cloud Platform、IBM Cloudのいずれかへの接続が可能、4)運用サービス(リモートハンズ、30分/回、月3回まで)――が利用できる。さらに、アット東京のデータセンター利用者がつながりあう仕組みとなる「AT TOKYO BusinessPortal」が利用できる。

 アット東京ではプログラムの実施により、スタートアップ企業がアット東京の顧客に出会うことで、新しいアイデアが新たなビジネスを生み、同社データセンター内でのビジネスの共創や新たなビジネスコミュニティが形成されることで、センター内の各企業のビジネス発展に貢献することを目指すとしている。