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TIS、サイバネットシステムのビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer」を販売

顧客の保持データをBIGDAT@Viewer上で解析するPoCサービスなども提供

 TIS株式会社は20日、サイバネットシステム株式会社のビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer」の販売代理店契約を締結したと発表した。

 BIGDAT@Viewerは、統計解析や多変量解析などの専門知識がなくても、簡単な操作でビッグデータの可視化・分析が行えるソフトウェア。膨大な実験データや製造現場の各種センサーログが持つさまざまな属性から、データ間の類似性を可視化(MAP化)できるため、データの全体構造を直感的に把握でき、属性間の相関の発見に結びつく「気づき」を得られるという。

 TISでは、製造業などでのビッグデータ可視化・分析のニーズが今後ますます高まると判断。さまざまな導入実績を持つBIGDAT@Viewerの販売代理店契約を締結。コンサルティングから導入、運用まで、トータルで企業のAI活用をサポートする「エンタープライズAI」のメニューの1つとして、顧客の保持データをBIGDAT@Viewer上で解析するPoC(概念実証)サービスを提供するとした。

 また同社は、製造、医療、金融など事業の現場でのリアルタイム分析を求められる分野へ解析サービスを提供し、PoCを経て業務システムとの連携や組み込みへとつなげていくことで、効果的なAI技術活用を支援したい考え。さらに、導入後の改善や活用範囲の拡張についても継続してサービスを提供するとしている。

BigDat@Viewerの製造業での活用イメージ