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エンカレッジ・テクノロジ、クライアントPCのローカル管理者アカウントを集中管理する「ESS AdminControl for Client」最新版

 エンカレッジ・テクノロジ株式会社は11日、クライアントPCのローカル管理者アカウントの不正使用を防止・早期発見する「ESS AdminControl for Client」のサポート対象の環境を拡充した最新バージョンのV1.2を販売開始した。

 ESS AdminControl for Clientは、Windows PCのローカル管理者アカウントを集中管理する製品。アカウントのパスワードをランダムな文字列を用いて定期的に変更するパスワード定期変更機能や、利用者へのワンタイムパスワード払い出し機能、ログイン履歴(成功・失敗)などのログ収集および照合&レポート生成機能などを提供することで、ローカル管理者アカウントの管理不備に伴うリスクを軽減する。

 新バージョンでは、対象のクライアントOSについて、これまでのWindows 10のみの対応から、Windows 10/8.1/7に対象を拡充。また、連携するActive Directoryのフォレスト機能レベルについて、Windows Server 2008 R2以降に拡充した。ESS AdminControl for Clientのサーバーについては、小規模な構成を想定した1台構成の選択を可能した。

 管理面では、クライアントPCをグループ分けし、個々のグループに管理者や申請者を指定することができるようになった。これにより、大規模な組織においてクライアントPCの管理を部署ごとに委ねるようなケースにも対応が可能となった。

 また、クライアントPCから収集するイベントログについて、従来のログイン履歴に加え、イベントログの消去、システム時刻の変更、ドメインからワークグループへの変更など、異常と思われるログの収集を行うことが可能になった。

 製品のライセンス価格は、EACC管理サーバーの台数およびクライアントPCの台数によって代わり、EACC 管理サーバー1台、クライアントPC 500 台の場合の参考価格は245万円(税別)。また、2018年12月17日から2019年6月末までの期間は、販売開始を記念したキャンペーン特別価格で提供する。