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Rocro、自動コードレビューサービス「Inspecode」と自動APIドキュメント生成サービス「Docstand」の正式版を提供

 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の100%子会社であるRocro株式会社は8日、2017年9月よりパブリックベータサービスを提供してきた2つのサービス、自動コードレビューサービス「Inspecode(インスペコード)」と自動APIドキュメント生成サービス「Docstand(ドックスタンド)」の正式版を提供開始したと発表した。

 正式版が提供されるサービスのうちInspecodeは、自動コードレビューとコード修正機能を提供するサービス。Checkstyle、golint、Pyflakesなど、70以上のツールで自動コードレビューを行うほか、自動修正機能を備えており、修正コードをPull requestでマージしてくれる。また、複数のツールによる解析を並列に実行する仕組みにより、短時間で解析が完了するとのこと。

 一方のDocstandは、レポジトリと連携してAPIドキュメントを自動生成し、結果をホスティングしてくれるツール。面倒なドキュメントの維持管理作業を自動化することにより、作業負荷を軽減するとしている。

 価格は、1コアあたり月額50ドル。開発チームが利用するCPUコア数に応じて課金される体系を採用しており、Inspecode/Docstandを実行するCPUコア数を1コア単位で契約できる。

 なお正式版提供開始を記念し、実行時間が本来は月間1500分までに制限されている無償のFreeプランにおいても、2018年11月末までは無制限の実行時間を提供するとのことだ。