JMAS、人作業の予定と実績を現場で手軽に確認・報告できるアプリ「WorkReport」を提供開始

　株式会社ジェーエムエーシステムズ（以下、JMAS）は2日、人作業の予定と実績を現場で手軽に確認・報告できるスマートフォン向けアプリ「WorkReport」の提供を開始した。

　WorkReportは、生産、物流、建設、工事、メンテナンスなど、従来はデジタル化が難しかった人作業中心の現場に適した、作業予定と実績を手軽に確認・記録・報告できるツール。これまで把握することが困難だった人作業の実態「いつ・どこで・だれが・なにを」を、スマートフォンとクラウドの組み合わせにより簡単にデジタル化し、生産性や収益力の向上を支援する。

　現場の作業員が持っているスマートフォンを利用して、予定確認や作業記録、実績報告をいつでも簡単に行うことができ、利用に際して特殊な機器や敷設工事は不要。スマートフォンにアプリをインストールするだけで利用できる。

　WorkReportにより、予定に対する実績をリアルタイムに管理できるため、稼働率やロス構造の把握による生産性向上や、要員稼働や投入工数の把握による要員・工数・原価管理、リアルタイム進捗の把握による作業指示、調整といった効果が見込まれるとしている。

　WorkReportの価格は、初期費用が50万円、月額利用料が10万円からで、無料トライアルも用意される。JMASでは、リリース後1年で1億3000万円、翌年で3億円の販売を目標とする。