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入退室管理プラットフォーム「ALLIGATE」、社内業務クラウド「TeamSpirit」と勤怠打刻データで連携

 株式会社アートは22日、同社が運営するアクセスコントロール用プラットフォーム「ALLIGATE」と、株式会社チームスピリットの働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」とをサービス連携させ、ALLIGATEでの入退室情報をTeamSpiritの勤怠打刻情報としてクラウド上に記録するサービスの提供を、11月(予定)から開始すると発表した。

 ALLIGATEは、扉の鍵などの利用権の付与・抹消や、利用履歴の確認など、アクセスコントロールに必要な機能を共通化したクラウド型プラットフォーム。ALLIGATEでは扉の鍵や勤怠打刻装置などの専用機器を提供しており、スマホや社員証を使って利用できる。

 TeamSpiritは、勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、SNS、カレンダーなど、従業員が毎日使う7つの社内業務システムを一元化したクラウドサービス。7つのシステムが連携して動くことで、出社から退社までの働く人に関する活動情報が自然に集まる仕組みで、収集したデータの分析により働き方の可視化が可能。従業員が取り組むべき重要な活動を洗い出し、生産性の向上につながる効果的なタイムマネジメントを実現する。

 今回の連携により、ALLIGATE Lock(扉の鍵)、ALLIGATE Logger(勤怠時間打刻装置)を利用すると、ALLIGATEでの入室・退室のログをTeamSpiritの勤怠打刻データとして利用できるようになり、通常の勤怠打刻が不要になる。これにより、煩雑になりやすかった勤怠管理をスマートかつ正確に管理でき、ALLIGATEでの入室・退室ログによる在室確認など、働き方改革を支援する。

 アートでは、10月24日から幕張メッセで開催される「IoT/M2M展」のブースで、TeamSpirit対応のALLIGATE Lock/Loggerを展示する。