IIJ、クラウド型ADサービス「IIJディレクトリサービス for Microsoft」を提供

　株式会社インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は18日、Active Directory（AD）機能をクラウド型で提供する「IIJディレクトリサービス for Microsoft」を12月中旬から提供すると発表した。

　IIJディレクトリサービス for Microsoftは、AD機能およびAzure Active Directory Connect機能をクラウドサービスとして提供するもの。さらに、クラウド型のID管理・認証管理サービス「IIJ IDサービス」を併用することで、クラウド型ADサービスとOffice 365やさまざまなサービスとのアカウント連携や二要素認証を実現する。

　また、顧客拠点からクラウド型ADサービスへの接続は、クラウド型ネットワークサービス「IIJ Omnibusサービス」を使用することで、セキュアなアクセス回線で利用できる。

　利用例としては、オンプレミスにあるADをクラウド上に移すことで、ADサーバーの運用管理負荷を軽減することや、既存のオンプレミスADを操作マスターとして、クラウド上に同じデータの複製（レプリカ）を設置する冗長運用などが可能となる。

　利用料金は、初期費用が96万円。月額費用は、Active Directoryの場合は12万円、Active Directory＋Azure Active Directory Connectの場合は16万円。