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マイクロメイツ、「Microsoft Teams」の教育サービスを提供開始

 株式会社マイクロメイツは17日、チャットを中心とした企業向けのコラボレーション用アプリ「Microsoft Teams(以下、Teams)」の教育サービスを提供開始した。価格は要問い合わせ。

 Teamsは、Microsoft Office 365の機能のひとつで、プロジェクト単位の情報共有が手軽に行えるツール。マイクロメイツでは、Teamsはその手軽さゆえに、利用者がTeamsを十分に理解しないまま使うことで、グループアドレス・チームサイトの乱立など、管理者の負荷が増大する可能性があると説明。ユーザー・管理者双方にとってスムーズな運用を実現するためには、Teamsの基本事項を十分に理解することが重要だとして、Teamsの教育サービスを提供する。

 サービスは、Teamsの教育・訓練を「研修トレーニング」「標準テキスト」「eラーニング」の3形態の教育コンテンツを、顧客のニーズに応じて組み合わせて提供する。いずれも、マイクロメイツが社内実践事例をもとに開発したカリキュラムを使用する。

 研修トレーニングは、業務に活用する場面を想定し、PCなどを操作しながら受講するハンズオン形式、講師のみが操作を行い説明するデモンストレーション形式に対応。マイクロメイツのTeams社内活用ルールを、サンプルとして研修トレーニング内で紹介することもできる。

 標準テキストは、研修トレーニングで使用する教材が提供され、自社で実施する研修や、自己学習に利用できる。

 eラーニングは、2018年2月にリリースしたOffice 365およびOffice 2016の操作をeラーニングで学習できる「かんたん自己学習」に、新たにTeamsに関するコンテンツを追加。時間・場所の制約から集合研修の開催が難しい場合や、自己学習を効率的に実施したい場合などに適したコンテンツとなる。

 eラーニングシステムには、TIS株式会社の「楽々てすと君」を採用。利用人数と利用期間(1カ月から)に応じたサブスクリプション形式での提供のため、無駄なく利用できる。また、eラーニングの受講管理者向けに月次進捗レポートを提供し、受講管理の負担を軽減する。