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中小企業のITシステムをAWSへ移行して保守を代行、インストラクションが「Cloud IT Care」を発表

 株式会社インストラクションは27日、中小企業向けのクラウド型保守サービス「Cloud IT Care」を発表した。

 Cloud IT Careは、中小企業が持つシステムを段階的にクラウドへ移行するとともに、その保守をインストラクションが請け負うサービス。ベースコンポーネントと呼ばれるサーバー群をクラウドに配置し、インストラクションが情報システム担当者としてそれらの保守を担当する。

 移行先のクラウド環境は、Amazon Web Services(AWS)を利用。移行は企業の成長や投資計画にあわせて、Windowsデスクトップ1台から段階的に行え、社内のネットワーク環境下で運用されるWindows系業務システムサーバーやファイルサーバーも移行可能なため、Windowsシステムの大半をクラウド環境へ移すことができるという。

 また、RPA分野で実績を持つRPAテクノロジーズと共同で、業務プロセスのRPA化を支援することも可能。まずは2018年秋以降、ユーザー企業の会計における自動仕訳入力業務や、紙媒体からのデータ入力業務などを自動化するRPAメニューを、順次提供していく計画だ。