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クラス最小・最軽量を実現――、エプソンがA4モバイルスキャナー3製品を発表
2018年9月18日 16:09
エプソンは18日、A4モバイルスキャナー3製品を10月5日より販売開始すると発表した。いずれも、クラス最小・最軽量を実現しているとのことで、バッテリー内蔵の「ES-60WB」(ブラックモデル)、「ES-60WW」(ホワイトモデル)と、バッテリーを搭載しない下位モデルの「ES-50」をラインアップしている。
新製品はいずれも、本体サイズが272mm×47mm×33.8mm、重量が300g以下と、クラス最小をうたうモバイルスキャナー。既存製品と比べて小型化、軽量化を実現している。
家庭/ビジネスの両方での利用を想定しており、ビジネス用途では、医療機関・店舗のカウンター、ショールームの受付といった限られたスペースへ設置できることから、医療機関での保険証のスキャン、店舗における売上報告用ジャーナル用紙のスキャンなどに利用できるとした。
さらにES-60WB/WWはバッテリーを搭載しているため、書類・レポート資料などを外出先でスキャンして会社に送信する、といった利用法に対応するとのこと。
読み取り速度は、ES-50が5.5秒/枚、ES-60WB/WWが4秒/枚で、こちらも既存製品と比べて高速化を達成している。
端末との接続はUSB接続に対応。ES-60WB/WWはWi-Fi接続も可能で、本体のWi-Fi接続スイッチをスライドするだけで、Wi-FiとUSBを切り替えられるとした。
参考価格(税別)は、ES-50が1万4980円、ES-60WB/WWは1万9980円。
また今回、新たにPC用のスキャナーアプリケーションとして、「Epson ScanSmart」を提供する。文書や領収書などをコピーするような手軽さでスキャンし、3ステップで保存・送信・印刷まで簡単に行えるという。
対応機種は、今回発表された3モデルに加えて、DS-310、DS-360W、DS-530、DS-570Wの各機種で、これらの機種向けにはエプソンのWebサイトからダウンロード提供される。ES-50、ES-60WB/WWについては本体に同梱されるとのこと。