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NEC、カナダSolaceとデータコネクティビティ領域で協業

 日本電気株式会社(NEC)は4日、メッセージブローカー製品を開発するカナダSolace Corporationと、データコネクティビティ領域で業務提携したと発表した。

 Solaceは、デバイスやシステム間で授受するメッセージのインターフェイスやプロトコルを変換し、データ連携を行えるメッセージブローカー製品「PubSub+(パブサブプラス)」を提供する企業。同社の製品は、クラウド、ソフトウェア、アプライアンスなど、多様な形態を選択でき、金融業をはじめとするさまざまな業種の企業で採用されているという。

 NECではSolaceとの提携により、マルチアクセスやネットワーク最適化などを実現する自社のネットワークソリューションとPubSub+を連携させ、「ネットワークでつなぐ」と「データでつなぐ」をトータルで提供する考え。

 具体的には、クラウド基盤上にPubSub+を導入し、携帯電話網やLPWAなどのアクセス回線とあわせ、多様なインターフェイスやプロトコルに対応したメッセージ機能をサービス型で提供する。

 また、顧客企業のシステムにPubSub+を導入することで、イベント駆動型システムの開発・構築を推進。企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するとしている。