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Dell EMCがNTTフィールドテクノと協業、クラウド管理型ネットワークソリューション「Aerohive」の設定サービスを提供

 デル株式会社とEMCジャパン株式会社(以下、Dell EMC)は31日、クラウド型無線LANソリューション「Dell EMC Networking Aerohive」において、NTTフィールドテクノによる設定サービスをパッケージ化し、提供開始すると発表した。

 Dell EMC Networking Aerohiveは、Dell EMC NetworkingスイッチおよびAerohiveアクセスポイントを管理するクラウドベースの有線および無線ネットワークソリューション。規模や業種を問わず、無線LAN 1台から数万台の環境までクラウド管理機能である「HiveManagerNG」で展開・管理でき、グローバル規模にサイトが分散する場合であっても、シンプルな管理画面(日本語対応)で統合管理できるという。

 クラウド対応のため、社内のみならず外出時にもインターネット経由で管理したい機器にアクセスし、状況の確認および障害切り分けを行うことが可能。一方で、セキュリティによる懸念などからクラウドを利用したくない企業は、オンプレミスでの管理を行えるとした。

 今回は、NTTフィールドテクノとの協業により、このDell EMC Networking Aerohive製品と、NTTフィールドテクノの設定サービスをパッケージ化して提供する。

 Dell EMCによれば、中堅・中小企業の無線LAN導入に際しては、きめ細かい納入・設定サービスの提供をしてもらいたいというニーズが高いとのこと。こうした声に応えるため、標準的なメニューをあらかじめ設定しておき、すぐに見積もりやサービスの提供を行えるようにするのが目的で、Dell EMCでは、管理が容易なクラウド管理型のネットワークシステムを安価かつ迅速に提供できるとアピールしている。

 なおサポート窓口は、これまでのデルのPCやDell EMCのサーバー、ストレージと同様、デルおよびDell EMCのものを利用できるので、安心かつシンプルな機器管理を実現するとしている。

 価格は、据え置き設置工事と簡易設定を組み合わせた「据え置きパック」の場合で、6万9525円(税別)から。ユーザー企業の要望に応じて設定や工事内容などを決定する「充実工事パック」は別途見積もりになる。なお、いずれの場合もハードウェアの費用が別途必要。