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JBCC、NVIDIA仮想GPUソリューションをベースとした仮想デスクトップ環境を提供

 JBCC株式会社は29日、米NVIDIAとパートナー契約を締結し、NVIDIAの仮想GPUソリューションをベースとした、高速で快適なVDI(Virtual Desktop Infrastructure)環境を、これまで高速グラフィックス処理の適用分野であった製造業や専門学校などでのCAD/構造解析だけではなく、Windows 10対応を検討するさまざまな分野の顧客に対して提供すると発表した。

 JBCCでは、Windows 7以前のOSを最新のWindows 10に移行する顧客に対して、無料診断サービス「IT Modernizationクリニック」を通じて、サーバーやストレージを含めたトータルな提案を行い、最適な仮想デスクトップ環境の提供を行っている。

 Windows 10環境下では、CADなどのエンジニアリング・アプリケーションだけでなく、一般的なビジネスアプリケーションでも高いグラフィックス性能が必要とされることから、WindowsのVDI環境ではGPUリソースが不可欠になると説明。JBCCでは、今回のNVIDIAとのパートナー契約により、NVIDIAの仮想GPUソリューションをベースとした、高速で快適なVDI環境を提案・提供していく。

 JBCCでは、高速で快適なVDIソリューションにより、社員がどこでも仕事ができる環境を整備し、高セキュリティなシステム環境と個々の働き方や家庭環境に配慮した働き方改革を推進できるようになると説明。今年度、200社の顧客に対して、IT Modernizationクリニックの提供を目指すとしている。