ニュース

アライドテレシス、IoT対応を見据えたネットワーク統合管理製品「AMF Cloud」

 アライドテレシス株式会社は15日、ネットワーク統合管理機能を提供する仮想アプライアンス「AMF Cloud」を発表した。

 アライドテレシスでは、ネットワーク統合管理機能である「AMF(Allied Telesis Management Framework)」において、管理する側のマスター、およびマスターを統括するコントローラーの機能を、仮想アプライアンス「バーチャルAMFアプライアンス(AT-VA)」などで提供している。

 さらに、今回発表されたAMF Cloudでは、将来サポートされるAPI対応を見据え、クラウド上から末端のIoTデバイスまでをシームレスに統合管理するAMF基盤を提供するとのこと。アライドテレシスでは、個々に動作するIoTデバイスをAMFが連携させることによって、管理者は各デバイスの個別管理から解放されると説明している。

 対応する仮想環境は、VMware vSphere Hypervisor(ESXi)6.0、Citrix XenServer 6.5、Hyper-Vで、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azureのクラウド環境もサポートする。

 なお、製品はアニュアル(時限)ライセンスで提供される。例として、10マスター管理、1年のAMFコントローラーライセンスで50万円(税別)。またAMFマスターライセンスは、10メンバー(20リンク)管理付、1年の基本パッケージで50万円(税別)となっている。