キヤノンITS、IT資産の脆弱性を自動で検出・管理する自動脆弱性検査ツール「beSECUREII」を販売

　キヤノンITソリューションズ株式会社（以下、キヤノンITS）は27日、米Beyond Securityが開発した、企業内に存在するIT資産の脆弱性を自動で検出・管理するアプライアンス「beSECUREII（ビーセキュア ツー）」を8月27日に販売開始すると発表した。価格はオープン。

　beSECUREIIは、企業内に存在するサーバー、PC、ネットワーク機器、ウェブアプリケーションなどの脆弱性を、迅速かつ自動で検出・管理することが可能な、プラットフォームおよびウェブアプリケーションの脆弱性検査アプライアンス。

「beSECUREII」導入イメージ

　ネットワークに接続しているIPアドレスを持つIT資産に対して、定期的に検査を実施。検査は日次、週次、月次などユーザーニーズに合わせて設定できる。本体に機能をプリインストールしているため、設置・設定から検査開始までを短時間で行うことができ、完結型アプライアンスとして脆弱性の検査と管理を1台で行える。

　脆弱性の検査対象となるIT資産にエージェントのインストールは不要。生成するレポートには、脆弱性の危険度、影響の可能性、推奨する解決策、各種ソフトウェアベンダーへのリンクが含まれ、検査結果はHTML、PDF、XML、CSVで抽出可能。PCI、ISO、CIS、SOX、HIPAAおよびその他のコンプライアンス要件に対応し、要件に応じたレポートを抽出できる。