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NEC、10.1型タブレットPC「VersaPro タイプVU」など、ビジネス・教育向けPC新製品

VersaPro タイプVU

 日本電気株式会社(以下、NEC)は25日、ビジネス・教育向けPCの新製品14タイプ49モデルの販売を開始した。

 タブレットPC「VersaPro タイプVU」では、10.1型液晶を搭載した厚さ約10.6mm、重量約653gの本体に、約15秒の充電で約90分使用可能な充電式デジタイザーペンや、USB Type-Cポートなどを標準装備した。

 さらに、セレクションメニューで周辺機器や拡張機能の選択が可能。マグネットで本体と簡単に装着でき、移動時には液晶を保護しながらノートPCのように持ち運べる約536gの着脱式キーボードや、SIMフリーLTE対応(NTTドコモ/ソフトバンク/au対応)ワイヤレスWANモジュール、顔認証PCセキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor」、有線LANやUSBポートなど複数のインターフェイスを利用できる「USB Type-C ドック」を用意。テレワークや課外授業などにおける利便性やセキュリティの向上を推進する。

 VersaPro タイプVUの価格は10万7000円(税別)から。出荷開始予定日は8月7日。

 新製品では全モデルで最新OSの「Windows 10 April 2018 Update」を搭載。VersaPro タイプVX、タイプVHでは、シンクライアントや組み込みPCといった特定業務に向けて、Windows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBをプリインストールしたモデルも用意する。

 また、VersaProシリーズでは、「NeoFace Monitor」をセレクションメニューで選択できる機種を、従来の4タイプからタイプVUを含めたWebカメラ搭載モデル全11タイプに拡大した。

 VersaProシリーズのラインアップと価格(税別)は、モバイルノートPCの「UltraLite タイプVH」が21万2000円から、「UltraLite タイプVB」が23万9500円から。ビジネスノートPCの「タイプVD」が23万1000円から、「タイプVX」が16万9500円から、「タイプVA」が16万4000円から、「タイプVE」が15万5500円から。SOHO・中小企業向けビジネスノートPC「タイプVL」「タイプVF」はオープン価格。

Mate タイプMC

 デスクトップPC「Mateシリーズ」では、全タイプに最新CPUの第8世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルをラインアップし、合わせてUSB Type-Cポート搭載モデルも用意することで、処理性能と利便性を向上した。

 Mateシリーズのラインアップと価格(税別)は、「タイプMB」が15万7500円から、「タイプME」が17万9000円から、「タイプMA」が15万4500円から、「タイプMC」が14万1400円から。SOHO・中小企業向けの「タイプML」はオープン価格。