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アライドテレシス、最新のデジタルフォレンジック研修を受けられる「CSXトレーニングプラットフォーム」を販売

 アライドテレシス株式会社は、国際的なシステム監査資格団体であるISACAのサイバーセキュリティ対策トレーニング環境「CSX(Cybersecurity Nexus)トレーニングプラットフォーム」を販売開始したと発表した。

 CSXトレーニングプラットフォームは、バーチャルラボ形式を採用した、デジタルフォレンジックを習得するための研修プログラム。学習者は指定のURLにログインするだけで、実際のデータセンターに設置されているような高価な機材群を直接制御でき、WireShark、Nmap、Netdiscoverなど、分析するためのさまざまなアプリケーションを起動しながら、フォレンジックの実習を行うことができる。

 こうした方式により、従来の実機学習では必要だった機材費やシステム構築費が削減できるほか、研修時間の短縮も可能になっているとのこと。

 なおバーチャルラボには、サイバーセキュリティに限らず、IoTやLINUXなど多岐にわたるコンテンツが用意されており、2018年7月現在で115コンテンツを利用可能。またCSXはブラウザベースのeラーニングツールのため、常に最新のトレンドに合致したラボとして提供できる点もメリットで、受講者は最新の知識を得られるとした。

 CSXトレーニングプラットフォームは1年間のアニュアルライセンス形式で提供され、価格は59万円(税別)。