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1ソケットでも2ソケット並みの性能を実現――、日本ヒューレット・パッカードがAMD EPYC搭載の「DL325 Gen10」サーバーを発売

HPE ProLiant DL325 Gen10 サーバー

 米Hewlett Packard Enterprise(HPE)の日本法人である日本ヒューレット・パッカード株式会社は19日、AMD EPYCプロセッサ搭載の1ソケットサーバー「HPE ProLiant DL325 Gen10 サーバー」(以下、DL325 Gen10)を発表した。同日より、同社のオンラインストア「HPE DirectPlus」などで販売開始する。

 「DL325 Gen10」は、最大32コアを備え、1プロセッサでも2プロセッサと同等以上の性能を持つという、EPYC 7000シリーズプロセッサを搭載した1ソケットサーバー。1Uサイズながら、8チャネル/16DIMMスロット、最大2TBの高性能・大容量メモリや、PCIe×3、NIC専用×1、Smartアレイ専用×1、標準NICといった高いI/O拡張性を備えており、2ソケットサーバーを導入することなく、エンタープライズクラスの性能を提供できるという。

 また、多くのアプリケーションがプロセッサライセンスを採用しているため、1ソケットサーバーへ入れ替えることで、ライセンスコストの削減も期待できるとした。

 さらにセキュリティ面でも、高い安全性を提供できるという。日本ヒューレット・パッカードが提供している最新の管理機能「HPE Integrated Lights-Out(iLO) 5」では、シリコンチップ内に不変のセキュアアルゴリズムを直接焼き付けることにより、感染したファームウェアコードをサーバーが実行しないように制御可能。起動時のみならず、サーバー稼働中もファームウェアの改ざんの自動検知・復旧を行う機能を持ち、サーバーのファームウェアレベルへの攻撃へ対処できるとしている。

 加えて、EPYCが持つ、メモリの全体、または一部を暗号化する機能や、仮想環境の保護機能も利用可能とのこと。

 DL325 Gen10の価格は、8コア(2.1GHz)、8GBメモリ、iLO 5搭載の最小構成で49万9000円(税別)から。

 なおHPEでは、AMDと長期にわたるパートナーシップを構築しており、現在もAMD Opteron X3000搭載の卓上サーバー「HPE ProLiant MicroServer Gen10」、AMD EPYCプロセッサを採用した2ソケットの2Uサーバー「HPE ProLiant DL385 Gen10」を製品化している。今回のDL325 Gen10提供を含め、今後も新モデルを順次投入していく予定とのことだ。