ニュース

メンテナンス中だったファーストサーバの「Zenlogicホスティング」、サービス提供をひとまず再開

 6日よりサービスを停止してメンテナンスを行っていたクラウド型レンタルサーバーサービス「Zenlogicホスティング」について、10日11時、運営元のファーストサーバは、予定していたメンテナンス作業がすべて終了したと告知した。

 Zenlogicホスティングは、ヤフーのIaaS基盤を利用して提供されているクラウド型のレンタルサーバー。6月19日より高負荷障害に見舞われていたが、この解消のため7月6日20時よりすべてのサービスを停止し、最長7月9日8時までの予定でメンテナンスを実施していた。

 メンテナンス中は、メールの送受信、ホームページの閲覧、サーバーへのファイル転送が不可能だったことから各方面に大きな影響が出ており、早期の復旧が望まれていたものの、サービス再開処理後に再度の高負荷が発生し、メンテナンスの終了時間を延長。7月9日22時20分、一時的に高負荷状態の緩和が確認されたとしてサービス提供を再開していた。

 なお7月10日11時時点のアナウンスでは、追加作業も含めて予定していたメンテナンス作業が完了していること、現時点では稼動状態が安定していることを告知。引き続き監視を強化するとともに、経過を随時報告するとしている。