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CTCテクノロジー、さまざまなシステム環境を統合監視できるサービス「マルチプラットフォームモニタリング」

システム相関図の自動生成機能、機械学習による分析機能も提供

 シーティーシー・テクノロジー株式会社(以下、CTCテクノロジー)は29日、ハイブリッドなシステム環境を一元監視サービス「マルチプラットフォームモニタリング(MPM)」を提供開始すると発表した。価格は年間150万円から。

 マルチプラットフォームモニタリングは、オンプレミスの物理環境や仮想環境、クラウド環境といった各プラットフォームを一元的に監視するサービス。さまざまなプラットフォームを利用している場合でも、サーバーの稼働状況や、リソースの状態、ログなどを一元的に監視して、システムの状況を可視化するという。

 また、システム設定や障害などのインシデントもポータルで統一して管理できるため、システム運用における監視業務を効率化可能とした。

 加えて、機械学習による分析機能、システム関連図を自動生成する機能も提供する。分析機能を利用すると、人が気づかないメモリやディスクなどの劣化、OSの異常などを検知したり、システム関連図でネットワーク構成を確認したり、障害の原因調査に役立てたり、といったことが可能になるとしている。

システム関連図の自動描画

 なお、監視サーバーのインストールや設定作業の多くは自動化されており、小規模なシステムであればマルチプラットフォームモニタリングのサービス基盤と接続して、最短30分で監視を始められるとのこと。

 CTCテクノロジーでは、ITガバナンスの強化やクラウドの活用による業務効率化に取り組んでいる企業を中心に販売を進め、3年間で150社の提供を目指す。