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富士通SSL、ランサムウェア専用対策ソフト「MBSD Ransomware Defender」を販売開始

 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下、富士通SSL)は18日、三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)と販売契約を締結し、ランサムウェア専用対策ソフトウェア「MBSD Ransomware Defender」の販売を開始した。

 MBSD Ransomware Defenderは、従来のセキュリティ対策製品のようにパターンマッチングやふるまい検知で判断するのではなく、攻撃対象となるファイルの状態に着目する、
MBSD社が特許取得済みの独自技術を搭載したランサムウェア専用の対策ソフトウェア。

 この新技術により、ふるまい検知技術などを回避する高度な攻撃に対しても、ファイルに対する操作から即座にランサムウェアを検知し、一つのファイルも暗号化されることなくブロックできると説明。他の主要なアンチウイルスソフト製品と併用が可能で、クライアントPCにインストールするだけで導入でき、短期かつ容易にランサムウェア対策を追加できるとしている。

 MBSD Ransomware Defenderの価格は、1ライセンス年額4800円。対応OSは、Windows 10/8.1/7。また、富士通SSLのセキュリティプロフェッショナルが顧客の課題やニーズに合わせ、MBSD Ransomware Defenderの導入支援サービスの提供も予定する。富士通SSLでは、2年で3億円、8万ライセンスの販売を目標とする。