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丸紅ITソリューションズ、ビジネス詐欺対策機能を搭載したメール誤送信防止ソフト新版
2018年6月15日 11:54
丸紅ITソリューションズ株式会社は15日、メール誤送信対策ソフト「誤送信バスター」の新版として、“なりすましメール”の検知機能などを追加した「同 ver4.0」を、6月20日より提供開始すると発表した。
誤送信バスターは、Microsoft Outlook上で動作し、メールの誤送信防止機能などを提供するソフトウェア。メール送信の一時保留、宛先の目視チェック支援、メールの写し同報送信、添付ファイル自動暗号化などの機能を備えている。また、メールサーバーの設定やネットワークの環境を変更することなく、簡単に導入できる特徴を持つとのこと。
今回の新版では、ビジネスメール詐欺(BEC)でよく使用される、取引先や自社の役員などになりすますメールの手口の検知機能を搭載した。
取引先/自社のメールアドレスに似た文字列を使用するなど、なりすましが疑われる紛らわしい文字列のメールアドレスを、メールの受信時や送信時に検知し、ユーザーに注意を促すメッセージを表示する。メールアドレスの文字列の確認を、人の目だけに頼っていた従来の方法と比べ、迅速かつ簡単、高精度に行えるため、ビジネスメール詐欺被害を受けるリスクが低減できるという。
また、なりすましが疑われるメールを、あらかじめ決められた報告先にメールで提出する機能を搭載しているので、報告先や提出方法の確認にかかるユーザーの手間を削減。ビジネスメール詐欺の情報が、CSIRTなど、情報セキュリティのリスク管理部門へ速やかに集約される環境づくりに貢献するとした。
価格は、1ユーザーあたり年額2400円(税別)。最小100ユーザーから契約できる。