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IIJ、「IIJ GIOインフラストラクチャーP2」を西日本リージョンで提供開始

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は14日、IaaS型のクラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2(以下、IIJ GIO P2)」において、西日本リージョンを開設し、マルチテナント型で仮想サーバーを利用できる「パブリックリソース」の提供を開始した。

 IIJでは、IIJ GIO P2をこれまで東日本リージョンで提供してきたが、新たに西日本リージョンでの提供も開始。東日本リージョン、西日本リージョン間はIIJのプライベートバックボーンサービスで結ばれており、高品質かつ広帯域なリージョン間ネットワークを無償で利用可能。地理的に十分に離れたリージョン間でサービスを利用することで、顧客はBCPに基づいたシステム構成を実現することができるなど、利用用途が拡大するとしている。

 西日本リージョンでは、マルチテナント型で仮想サーバーを利用できる「パブリックリソース」の提供を開始。VMwareで仮想化されたホストおよび物理ホストを利用できる「プライベートリソース」、パブリック/プライベートリソースの双方からアクセスできる共有ストレージサービス「ストレージリソース」については、10月に提供を開始する。

 また、西日本リージョンの開設に合わせて、仮想サーバーのラインアップにハイスペックのインスタンスを拡充。性能保証タイプでは16vコア/メモリ64GBの「VG16-64」を、ベストエフォートタイプでは20vコア/メモリ32GBの「VB16-32」をそれぞれ追加した。両プランとも西日本リージョンのみでの提供となる。