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リコー、A3カラーレーザープリンターの調剤業務用医療モデル「RICOH SP C840ME」

 株式会社リコーは、A3カラーレーザープリンターの調剤業務用医療モデル「RICOH SP C840ME」を6月20日に発売する。価格は46万8000円(税別)。

 新製品は、2015年1月に発売した「IPSiO SP C810ME V2」の後継機となる製品。新たに調剤システム向けプリンターとして最適な定着ユニットを採用することで、薬袋と薬情報シートなど異なる用紙サイズを連続印刷する際の生産性を向上したほか、透明薬袋やマチ付き薬袋の通紙時のシワを低減した。

 標準搭載の給紙トレイには小サイズ(A6判)や不定形サイズの薬袋の給紙が可能で、標準搭載の2段給紙トレイや手差しトレイに加えて、オプショントレイのすべてに薬袋のセットが可能。オプションの装着により、最大6ウェイ給紙が可能なため、異なるサイズの薬袋と薬情報シートの印刷を1台のプリンターに集約できる。

 紙詰まりやトナー切れなどを光で通知するオペレーターコールライト(オプション)により、離れた場所からでもプリンターの状態の確認が可能。操作部には、リコーの複合機と同等の10.1インチのカラー液晶パネルを採用し、消耗品の交換手順を動画で説明するなど、利用者の作業低減を支援する。

RICOH SP C840ME(オプションを装着したもの)