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クロス・ヘッド、エフセキュアと連携して企業のGDPR対策のための包括的なセキュリティサービスを提供

 クロス・ヘッド株式会社は19日、エフセキュア株式会社とともに、5月から施行されるGDPR(EU一般データ保護規則)に向けた、日本企業の対策のため包括的なセキュリティサービスを5月31日に開始すると発表した。

 GDPRは、EUにおける新しい個人情報保護の枠組みとして、個人データの処理と移転に関するルールを定めた規則で、5月25日から施行される。

 クロス・ヘッドではエフセキュアと連携して、GDPRへの対策が求められる日本企業に対して、GDPR対策コンサルティング、運用体制の構築支援や、外部からのサイバー攻撃、「F-Secure RDS」の運用監視サービスを提供していく。

 コンサルティングサービスでは、現状のアセスメントおよび評価として、GDPR条件可否チェックや、個人情報の内容確認、どのシステムで個人情報を使用し外部システムに送信しているか確認しリスクと対応のマッピングなどを実施。さらに導入までのプロセスとして、GDPR対策プラン/ロードマップの作成、GDPR対応ポリシーの作成と実現の支援を行い、運用に向けては情報漏えい時の対応方法プランニング支援やプロセス制作支援、フォレンジック対応などを行う。

 F-Secure RDSは、F-Secure RDS Centerにおいてサイバーセキュリティアナリストが端末とネットワークの状態を監視し、リアルタイムな行動学習及び機械学習を用いて分析、侵害の検出から通知までを30分以内で対応する。

 クロス・ヘッドでは、F-Secure RDS Centerと自社のセキュリティオペレーションセンター(SOC)を連携させ、顧客環境を把握した上での日本企業様向けのサービスを提供する。こうした外部からの不正侵入に対する早期検出をSLAで保障をするF-Secure RDSを活用したサービスは日本初となり、当初は日勤帯(平日ビジネスタイム)体制から始め、顧客の要望に応じて24時間365日体制の対応も提供していくとしている。