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富士通アドバンストエンジニアリング、紙媒体からの情報漏えい対策を強化した印刷セキュリティソリューション新版
2018年3月29日 12:24
株式会社富士通アドバンストエンジニアリングは29日、印刷セキュリティソリューション「PrintBarrier」において、新版「PrintBarrier4」を販売開始すると発表した。
PrintBarrierは、プリンタの機種に依存することなく、印刷物のセキュリティを強化できる製品。ヘッダ/フッタ/透かし/印刷物識別情報など、印刷者を特定する各種情報を強制的に付与する「情報付加機能」や、異なるアプリの文書を出力前に編集し、必要なページのみ一括印刷する「プレビュー機能」、印刷物のログ情報を取得する「ログ管理機能」。印刷実績を見える化する「一括管理機能」などを利用できる。
新版では、ログ管理機能において、従来対応していたユーザー名やファイル名、印刷日時などのログ取得に加え、実際の印刷内容を画像イメージとして保存するイメージログを取得できるようにした。これにより、印刷ログからユーザーの印刷状況や印刷内容を把握・監視可能になったため、不正印刷の抑止、印刷物に対するセキュリティ意識の向上が期待できるという。
加えて、印刷の際に、印刷物ごとにオリジナルの識別情報を強制付与して、管理サーバーに収集する機能も搭載した。印刷物ごとにユニークな識別情報が付与され、ログから印刷者を特定することが可能になる。このため、万一の情報漏えいなどの際にも、状況把握や原因究明に向けた迅速な対応を支援できるとのこと。
価格は、ログ管理機能や一括管理機能などの管理サーバー機能を提供する「PrintBarrier4 Enterprise」が、1ライセンス52万円(税別)。OSはWindows Server 2012 R2 Standard、Windows Server 2016 R2 DataCenterに対応する。
情報付加機能、プレビュー機能などを提供するクライアント向けの「PrintBarrier4 Standard」は、1ライセンス1万800円(税別)。Windows 7 Professional/8.1 Pro/10 Proに対応する。