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アジャイルウェア、議事録リアルタイム共有サービス「GIJI」を提供開始

 株式会社アジャイルウェアは2日、議事録リアルタイム共有サービス「GIJI」の提供を開始した。

 GIJIは、議事録をブラウザー上で複数メンバーとリアルタイムに編集できる議事録共有サービス。利用者は、会議前にGIJIに議題を書き、事前にメンバーに共有。会議参加メンバー全員が、自分のPCでGIJIをブラウザーで表示し、議題を見ながら会議を進行する。各メンバーがGIJI上で議事録を更新すると、リアルタイムに全員の画面に反映され、全員で書き込むため会議終了と同時に議事録作成と共有が完了する。

 これにより、議事録作成のコストや時間が削減され、さらにプロジェクト管理ツール「Redmine」と連携することで、会議終了と同時にタスク共有まで完了するため、業務スピードが向上できるとしている。

 料金プランは、無料で利用できるFree版(クラウド)のほか、有料のStandard版(クラウド)、自社サーバーやプライベートクラウドで運用するためのオンプレミス版を用意。Free版は上限ユーザー数20人で、容量はチームあたり500MB。Standard版(6月リリース予定)は上限ユーザー数なしで、容量はチームあたり5GB、料金は1ユーザーあたり月額500円。オンプレミス版は上限ユーザー数なしで、容量は導入環境に依存、料金は1ユーザーあたり月額500円。

 アジャイルウェアでは、2017年に事業譲渡を受けた旧サービス「SIGN」をGIJIとして再開発し、レスポンスを向上。今後は海外展開も視野に入れ、2020年にユーザー10万人を目指すとしている。