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日立ソリューションズ・クリエイト、システム全体の操作ログを取得することで不正行為を抑止する「操作監視ソリューション」

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは17日、株式会社ボスコ・テクノロジーズの操作監視プラットフォーム「SMART GW(スマートゲートウェイ)」を活用した、PC、サーバー、ネットワークに対する操作全体を監視する「操作監視ソリューション」の販売を開始した。

 ソリューションでは、UNIX系サーバーやネットワーク機器を監視するSMART GWと、Windows PCやサーバーを監視する日立ソリューションズ・クリエイトの「オペレーション証跡ソリューション」を組み合わせることで、システムの操作監視や不正な操作を事前に抑止したい顧客や、事後の追跡が可能な環境を準備したい顧客に向けて、要件定義支援、監視管理項目の設計からシステム構築、導入後のサポートサービスまでをワンストップで提供する。

 SMART GWでは、ユーザーが行ったUNIX系サーバーやネットワーク機器に対するコマンド操作を記録する。監視対象のOSや機器を選ばず、telnet/sshの実行コマンドを記録でき、そのほか特権ID管理や監視対象機器へのアクセス制御、特権コマンド制御を行い、内部不正抑止を支援する。

 オペレーション証跡ソリューションでは、Windows PCやサーバーの作業内容をPCやネットワークに負荷をかけることなく、記録し続ける。記録した内容は動画で確認できるため、ユーザーに監視の目を意識させることとなり、不正行為への抑止力となる。

 ソリューションは、顧客の情報資産の重要度や利用者の範囲など、特性に応じた効果的なセキュリティ対策について支援することが可能。また、事前に検知ルールを設定し、特定の操作を制限することで、操作ミスや悪意をもった不正操作を未然に抑止でき、取得した操作ログを動画で再現可能なため、万が一のセキュリティ事故発生後の追跡も可能となる。

 出荷開始予定日は2月28日。日立ソリューションズ・クリエイトでは、今後3年間で売上7億円を目標とする。