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JCB、AIを活用した加盟店管理システムを開発へ 2018年4月の運用開始目指す

 株式会社ジェーシービー(以下、JCB)は27日、株式会社NTTデータと共同で、AIを活用した加盟店管理システムの構築に着手したと発表した。2018年4月の運用開始を目指す。

 JCBでは現在、安全・安心な決済環境を常時提供することを目的として、銃火器、輸入禁止動物の販売など、各種法令で取引が禁止されている商品・サービスや、JCBの規約・契約により取り扱いが禁止されている商品・サービス、また店舗の移動や閉鎖といった加盟店属性の変化について、常時、目視でモニタリングを行っているという。

 今回、同社が開発に着手した加盟店管理システムでは、AI技術を活用した画像解析機能を利用して、Web上の文字だけでなく、画像情報の解析結果をモニタリングの対象とした自動判定を目指している。またAIを活用することにより、取り扱い禁止商品・サービスの販売を検知した場合には、従来よりも迅速な対応が可能になるとのこと。