AIビジネス推進コンソーシアム設立、AI関連の知見・事例を共有し技術的な底上げを図る

　ビジネスでのAI利用促進を目的に、AI分野でのアプリケーション／サービス開発、実証実験などにかかわる企業11社が結集し、「AIビジネス推進コンソーシアム」が12月13日に設立された。各企業は、関連ノウハウを相互に共有して連携を図るという。

　AIビジネス推進コンソーシアムでは、国内においてもAIを利用するサービス展開は増加傾向にあるものの、実証実験や検証の段階にある事例がまだまだ多く、ビジネスでの利用はいまだ黎明（れいめい）期の状態と指摘。

　AIのビジネス活用を促進し、各企業・組織が世界的なレベルでデジタルトランスフォーメーションを推進するには、各社のAIについての知見・事例を共有して技術的な底上げを図る必要があることから、今回のコンソーシアム設立に至ったと説明している。

　現時点での参加企業は以下の11社。

　なお今後は、参加企業から選任された企業により運営委員会を構成し、運営・推進に必要な政策を推進する予定で、目的達成に必要なワーキンググループも設置される。