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ネットワールド、レイクサイドのワークスペースアナリティクス製品を販売

 レイクサイド ソフトウェア株式会社(以下、レイクサイド)と株式会社ネットワールドは30日、マスターディストリビューター契約を締結したと発表した。ネットワールドは自らの販売網を通じて、レイクサイドのワークスペース・アナリティクスソリューション「SysTrack」を販売開始する。

 SysTrackは、ビジネス全体の生産性向上のために、IT環境を監視・分析および最適化するソリューション。物理PC、仮想デスクトップ、業務サーバー、Webサーバー、ファイルサーバーなどのさまざまなエンドポイントから、性能やユーザーオペレーションのデータを直接収集・分析し、ユーザーが感じるストレスの原因や、無駄な使い方をされているハードウェア、ソフトウェアを発見するという。

 また、これらの分析結果により、ユーザー・エクスペリエンス・モニタリング、IT資産の最適化、ユーザー操作とシステムとの関係性と分析、デスクトップトランスフォーメーションの改善をもたらすとのこと。

 ネットワールドでは、VDI(仮想デスクトップインフラ)を積極的に展開しているが、VDI環境では特に、パフォーマンスやリソースの管理とその可視化が重要な要素になる。またテレワーク環境では、各ユーザーの作業内容の把握が重要な要素になるという。

 こうした場合にSysTrackを用いることで、社員のデジタルエクスペリエンスの監視・分析を実行し、ビジネス健全性を保てるため、現在注目を集めている働き方改革に有効なソリューションとして、顧客企業へ訴求したい考え。

 また、働き方の変革をテーマに、顧客企業の課題解決とその目標達成に向け、各種デバイスから最新のVDI基盤に接続し、実際のテレワーク環境を体感できる「働き方改革ブリーフィングセンター」を稼働している。同センターにおいて、今後はSysTrackによるVDIを利用したテレワーク環境のデモンストレーションも準備予定としている。