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SCSK、仮想デスクトップサービス「USiZE Anywhere(DaaS)」を2018年1月から提供

 SCSK株式会社は30日、仮想デスクトップサービス「USiZE Anywhere(DaaS)」を2018年1月から提供開始すると発表した。

 USiZE Anywhere(DaaS)は、仮想デスクトップソフト「VMware Horizon DaaS」を採用し、PC、スマートフォン、タブレットといった各種デバイスに仮想デスクトップ環境を提供する。SCSKのデータセンター「netXDC」を基盤とするクラウドサービス「USiZE」から提供し、デバイスにはデータが保存されないため、情報漏えい対策や事業継続対策に有効だとしている。

 また、顧客によるセルフメンテナンスと利用状況の見える化を支援するIT管理者用ダッシュボードや、SCSKによるフルマネージド型の運用サービスなど、ニーズに合わせたサービスラインアップを提供する。

 初期導入台数は50台からで、10台単位で追加・削減が可能。スモールスタートからの段階的な導入や、ピーク/オフピークなどの変動要素がある用途などにも、初期コストを抑えて仮想デスクトップ環境を利用できる。

 SCSKでは、USiZE Anywhere(DaaS)の導入・運用・保守をワンストップでデリバリーするトータルサービスを提供。導入時アセスメント、ゴールデンパターン(仮想デスクトップのマスターイメージ)の追加、Active Directoryの提供など、さまざまなニーズに応えるオプションサービスを用意する。

 サービスメニューと価格(税別)は、1vCPU、メモリ2GB、ディスク50GBの「Anywhere_D1」タイプが月額3500円、2vCPU、メモリ4GB、ディスク50GBの「Anywhere_D2」タイプが月額5500円、2vCPU、メモリ8GB、ディスク50GBの「Anywhere_D3」タイプが月額8000円。初期費用は20万円から。対応OSは、Windows 10 Pro/Enterprise、Windows 7 Professional/Enterprise。

 SCSKでは、USiZE Anywhere(DaaS)を第一弾として、デバイス管理(MDM)、アプリケーション配信(Virtual Application)など、どこからでも利用できるワークスペースをより便利にするためのサービスラインアップを順次拡充予定としている。