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ベリタス、Backup Execにサブスクリプションモデルを追加、非構造化データ可視化ソリューションとの連携も発表
2017年11月20日 12:45
ベリタステクノロジーズ合同会社(以下 ベリタス)は20日、統合データ保護ソリューション「Veritas Backup Exec(以下、Backup Exec)」にサブスクリプションモデルを追加するとともに、非構造化データ可視化ソリューションとの連携を可能にすると発表した。
Veritas Backup Execは、物理・仮想・クラウドの保護を1つのパッケージに統合した、主に中小規模企業向けのソリューション。
今回、新たにサブスクリプションベースのライセンスモデルを追加することで、ビジネス環境の変化に伴うデータ保護要件の変化に応じて柔軟に機能を追加できるようにし、顧客およびパートナー各社の購入手続きを簡素化する。
サブスクリプション型ライセンスとしては、オンプレミスおよびクラウドの物理/仮想ファイルサーバーの保護を提供する「ブロンズ」、さらにデータベース、アプリケーションの保護を提供する「シルバー」、さらに複数サイト環境でのBackup Execサーバーの一元管理を提供する「ゴールド」の3種類を用意。サブスクリプション型ライセンスオプションには1年間、2年間、3年間の設定期間があり、必要に応じて適切なライセンスを選択できる。
また、非構造化データ可視化ソリューション「Veritas Information Map」の最新版(数四半期内に提供開始予定)との統合により、非構造化データ資産をインタラクティブかつリアルタイムに可視化できるようになる。さらに、Information Mapのライセンス資格を得た顧客は、Backup Execで保護するデータの可視化に加えて、Information Mapのコネクタにより、オンプレミスとクラウドの両方に存在するデータストレージリポジトリの23のデータソースから得られるデータを可視化できる。
これにより、顧客はより多くの情報に基づいてストレージに関する意思決定が可能になり、リスクがあるエリアを特定し、どのデータを保持、移行、削除の対象とするか、最適な方法を選択できるようになると説明。また、この統合により、GDPR(EUの一般データ保護規則)を含む世界中の厳重なデータプライバシー規制への対応と順守を確保できるとしている。