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DAL、チーム開発支援機能を強化したデータハンドリングプラットフォーム「RACCOON 1.7」

 株式会社データ・アプリケーション(DAL)は15日、データハンドリングプラットフォーム「RACCOON(ラクーン)」の新版「同 1.7」発表した。チーム開発支援機能を強化したほか、処理時間を最大で約25%短縮できたという。

 RACCOONは、データ連携・移行時に必要となるデータ加工・変換を、ノンプログラミングで実現するソフトウェア。複数の入出力データを扱え、文字コードやフォーマットの変換を実施しながら、ソート、マージ、ファイル統合や分割などのデータ加工を行うことができる。

 最新版では、RACCOONの開発環境である「Developer Studio」をバージョン管理システム「Apache Subversion」と連携させることで、チーム開発を円滑に進めるために必要とされる、変更履歴管理が可能になった。

 具体的には、Developer Studioのワークスペースで作成・編集される変換定義ファイル、テストデータなどの変更履歴を、Apache Subversionで管理する機能を搭載し、変換定義ファイルなどの過去の変更内容を確認したり、変更前の状態に復元したりできるようになっている。

Developer Studioでのバージョン管理イメージ

 また、Developer Studioのワークスペースで管理する変換定義ファイルなどの内容を比較し、差分を表示する機能をサポート。さらに、ワークスペースをDeveloper Studio上で切り替えて利用できる機能により、従来のように設定ファイルを書き換えなくとも、プロジェクト単位でワークスペースを容易に切り替えられるようにしている。管理できるワークスペースは最大20個まで。

 このほか、新環境としてOracle 12c R2やAmazon Aurora(MySQL互換)に対応。入出力データのフォーマットとしてExcel 2016をサポートしている。

 処理速度についても改善を行っており、入力データがフラットファイルの場合(CSV、TSV、固定長など)や、出力ファイルで項目数が多いデータ構造の場合、メモリ使用量が制限された状況で入力処理回数が多くなる場合などにおいて、変換処理時間を最大で約25%短縮した。

 価格(税別)は、「Standard Edition」が300万円、商用利用ができない開発向けの「Developer Edition」が200万円だが、2018年3月末までは、Standard Editionをキャンペーン価格200万円で販売する。また、Standard Editionを月額12万5000円(税別)で利用できるタームライセンス(最低契約期間3カ月)も設定されているとのこと。