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アライドテレシス、アドバンスドレイヤ3スイッチ「x900シリーズ」のバンドルパッケージ2製品

 アライドテレシス株式会社は15日、アドバンスドレイヤ3スイッチのバンドルパッケージ「AT-x900-24XT-BD」「AT-x900-12XT/S-BD」を11月22日より出荷開始すると発表した。

 このうちAT-x900-24XT-BDは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポートと拡張スロット×2を備えたアドバンストレイヤ3スイッチ「AT-x900-24XT」本体に、スタックポート「AT-XEM-STK」1台、スタックケーブル「AT-XEM-STK-CBL350」1本をセットにしたバンドルバンドルパッケージ。

 AT-x900-24XTは、複数のスイッチをスタックケーブルで接続することにより、1台の仮想スイッチとして扱えるバーチャルシャーシスタック(VCS)に対応しており、このパッケージを利用することで、スタック接続を安価に構成できるとしている。

 一方のAT-x900-12XT/S-BDは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとSFPスロットのコンボ×12ポートを備えるアドバンスドレイヤ3スイッチ「AT-x900-12XT/S」に、拡張モジュール「XEM-24T」を付属させたバンドルパッケージである。

 XEM-24Tは、RJ.5用1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×24ポートを備えた拡張モジュールで、専用ケーブルと組み合わせて利用する。AT-x900-12XT/Sにこれを搭載すれば、1Uのコンパクトな筐体で、最大36ポートのGigabit Ethernetを利用可能になるとのこと。

 なお、AT-x900-24XT、AT-x900-12XT/Sとも、VCSに加えて、ネットワークの自動構築や自動復旧などを可能とするAMF(Allied Telesis Management Framework)のマスター/メンバー機能に標準対応しているので、ネットワークの設計・構築や運用・管理の簡素化/効率化を容易に実現できるとしている。

 価格は、AT-x900-24XT-BDが49万8000円(税別)、AT-x900-12XT/S-BDが29万8000円(税別)。

バンドルパッケージのベースとなる、AT-x900-24XT(左)とAT-x900-12XT/S(右)