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富士通、最新Xeonの搭載で処理性能を最大約50%向上させた基幹向けx86サーバー「PRIMEQUEST 3000シリーズ」

 富士通株式会社は、基幹ビジネス向けx86サーバー「FUJITSU Server PRIMEQUEST」について、最新のXeonスケーラブルプロセッサーを搭載した新シリーズ「PRIMEQUEST 3000シリーズ」の販売を開始した。

 PRIMEQUEST 3000シリーズは、最新のサーバー向けプロセッサーとなるXeonスケーラブルプロセッサーの中でも、28コア、38.5MBキャッシュ、動作周波数2.5GHzの最高水準の性能を有する「Xeon Platinum 8180M」を、最大8CPU(224コア)まで搭載可能。メモリ容量も最大12TBまで拡張が可能で、従来モデル「PRIMEQUEST 2800E3」と比べて、最大約50%の計算性能向上と最大約30%のアプリケーション実行性能向上を実現する。

PRIMEQUEST 3800E

 ストレージには、NVMe対応のSSDを最大32TB搭載可能で、大規模データベースへの高いアクセス性能を実現。一方で、筐体は従来の10Uサイズから7Uサイズに小型化し、全体の消費電力は従来と同等以下を実現している。

 製品のラインアップと価格(税別)は、エントリーモデルの「PRIMEQUEST 3400S Lite」(最大2CPU)が450万円から、「PRIMEQUEST 3400S」(最大4CPU)が450万円から。
エンタープライズモデルの「PRIMEQUEST 3400E」(最大4CPU)が1380万円から、「PRIMEQUEST 3800E」(最大8CPU)が2380万円から。最長10年保守のロングライフモデルの「PRIMEQUEST 3400L」(最大4CPU)が1790万円から、「PRIMEQUEST 3800L」(最大8CPU)が3010万円から。提供開始時期はいずれも12月5日。

 富士通では、2021年3月末までにグローバルで2500台の販売を目標とする。