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バッファロー、ハードウェアRAIDに対応したWSS 2016搭載の4ベイNAS「WSH5411DN6シリーズ」
2017年11月1日 13:48
株式会社バッファローは1日、Windows Storage Server 2016搭載の4ベイNAS「テラステーション WSS HR WSH5411DN6シリーズ」(以下、WSH5411DN6シリーズ)を発表した。ハードウェアRAIDを搭載しており、RAID 6構成にも対応できる点が特徴で、11月下旬より順次販売を開始する。
「WSH5411DN6シリーズ」は、国内開発のハードウェアRAIDを搭載した4ベイのNAS製品。専用のコントローラでRAID処理を行うためCPUへの負荷が小さく、ソフトウェアを複数同時に使用した場合でも、ソフトウェアRAIDに比べ高速かつ安定した処理が可能になっており、セキュリティソフトとバックアップソフト同時使用時のバックアップ時間も、ソフトウェアRAIDモデルと比べて約66%短縮されるという。
さらに、Windows Storage Server 2016標準のソフトウェアRAID機能では対応していないRAID 6をサポート。国内で開発されたハードウェアRAIDを搭載し、RAID 6構成時でも、RAID 5構成時と同等のパフォーマンスを実現するほか、HDD交換後のRAIDリビルド中もシステムへの負荷が軽減され、安定したパフォーマンスを維持するとした。
ハードウェア面では、Celeron J1900(2.0GHz、クアッドコア)と8GBのDDR3メモリを搭載し、高速なパフォーマンスを実現。OS領域用SSDも搭載しており、HDDすべてをデータ領域として利用できる。なお搭載HDDには、長時間稼働に適したNAS向けの「WD Red」を採用した。保証は、筐体およびHDDを含む3年間。
インターフェイスは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2、USB 3.0、USB 2.0×2、eSATA、HDMI、VGAなどを備えた。
ラインアップには、Windows Storage Server 2016 Standard Edition搭載モデルに加えて、安価なWindows Storage Server 2016 Workgroup Edition搭載モデルを用意し、それぞれに24TB、16TB、12TB、8TB、4TBモデルを提供する。
価格(税別)は、Windows Storage Server 2016 Standard Editionの24TBモデルが47万8000円、16TBモデルが37万8000円、12TBモデルが32万8000円、8TBモデルが30万8000円、4TBモデルが28万円。
Windows Storage Server 2016 Workgroup Editionモデルは、24TBモデルが43万8000円、16TBモデルが33万8000円、12TBモデルが28万8000円、8TBモデルが26万円、4TBモデルが24万円となる。