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グレープシティ、ExcelライクなUIや多彩なデータレイアウトを可能にする「SpreadJS」

 グレープシティ株式会社は、ウェブアプリケーションのデータ表示に特化した2つのUIコントロールを収録するJavaScript製品「SpreadJS」を9月27日に発売する。価格(税別)は、1開発ライセンスが15万円、配布ライセンスが60万円。

 SpreadJSは、ExcelライクなUIを実現する「Spread.Sheets」と、多彩なデータレイアウトを可能にする「Spread.Views」の2つのUIコントロールを収録。2つのUIコントロールとも、Canvasベースで必要な機能ファイルのみをロードするプラガブルアーキテクチャを採用し、軽量かつハイパフォーマンスなウェブアプリケーションを開発できる。

 Spread.Sheetsは、ウェブアプリケーションでExcelライクなUIを実現するために開発されたJavaScriptコントロールで、表計算関数やフィルタリングをはじめとした豊富なExcel互換機能を搭載。既存の「SpreadJS 9J」の後継製品となり、互換性がある。

 GUIベースで簡単にスプレッドシートのレイアウト設計ができる「Spread.Sheetsデザイナ」を新たに搭載するとともに、クライアントサイドのExcel入出力機能を強化。また、セルの内側にパディング領域を設定できるようになり、より柔軟なセル配置を可能とした。

 Spread.Viewsは、さまざまなレイアウトを簡単に構築できるUIコントロールで、レイアウトプラグインや行テンプレート機能を活用することで、カレンダーやガントチャート、タイムラインなど、既存の表形式表示にとらわれない自由なデータ表現を実現できる。