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ネットギア、11ac Wave2対応の法人向け無線LANアクセスポイント「WAC740」
2.5GBASE-T対応のLANポートも搭載
2017年6月27日 11:53
ネットギアジャパン合同会社(以下、ネットギア)は27日、無線LANコントローラと組み合わせて利用する法人向け無線LANアクセスポイント「WAC740」を発表した。802.11ac Wave2に対応した製品で、同日より販売を開始する。価格(税別)は本体が10万円、ACアダプタが5000円。
WAC740は、5GHz帯と2.4GHz帯を同時に利用できるデュアルバンド対応の法人向けアクセスポイント。5GHz帯はIEEE 802.11a/n/ac、2.4GHz帯はIEEE 802.11b/g/nに対応し、5GHz帯で最大1733MHz(4x4 MIMO)、2.4GHz帯では最大600Mbpsの通信を行うことができる。
加えて、複数台数の端末が同時に通信可能となるMU-MIMO(Multiple User MIMO)や、端末の場所で電波強度が強くなるように調整するビームフォーミングをサポートした。
有線インターフェイスは2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応ポートと1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応ポートを搭載し、有線LANがボトルネックになってしまうことを防ぐとのこと。2.5GBASE-T対応スイッチがない場合でも、2ポートをリンクアグリゲーションで束ねることで、最大2Gbpsの通信に対応する。また、2.5GBASE-TポートはPoE+受電に対応しており、LANケーブル経由で給電を受けることが可能だ。
なお、WAC740はネットギアの無線LANコントローラ製品との併用が前提となり、単体での利用はできない。