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ヤマハ、長期供給に備えISDN対応ブロードバンドルータ「NVR500」の価格を改定

2017年8月1日受注分から

 ヤマハ株式会社は24日、ISDN対応ブロードバンドルータ「NVR500」の希望小売価格を改定すると発表した。2017年8月1日受注分より、現在のオープン価格から5万4800円(税別)へ変更される。

 NVR500は、PPTP VPN機能やVoIP機能などを備えたブロードバンドルータ。ISDN対応のSOHO向けルータ「ネットボランチシリーズ」の最新機種(当時)として2010年10月に発売され、希望小売価格はオープン価格(市場想定価格は3万6800円前後)だった。

 その後2013年10月には、原材料費の高騰などによる製造コスト上昇を理由に、オープン価格のまま価格改定を実施していたが、今回、原材料費の高騰が継続していること、また今後も長期供給するための製造設備維持に追加投資などが必要となったことなどから、価格を再度改定するという。

 なお、ネットボランチシリーズではNVR510、NVR700Wといった機種が2016年に発売されているが、ISDN関連の機能は省略されており、ヤマハルータの現行製品では、NVR500がもっとも安価なISDN対応製品である。