ニュース

「Microsoft HoloLens」、2017年1月18日より順次提供へ

 日本マイクロソフト株式会社は2日、自己完結型ホログラフィックコンピュータ「Microsoft HoloLens」の国内における提供を、2017年1月18日より順次開始すると発表した。12月2日より開始された、Microsoft Storeでのプレオーダー申し込みユーザーが対象となる。

 HoloLensは、目の前にある現実の世界と、3Dのホログラムの世界を融合させた「Mixed Reality(複合現実)」を実現するデバイスで、Windows 10を搭載している。

 国内では、日本航空株式会社(JAL)がHoloLensを活用した「ボーイング737-800型機 運航乗務員訓練生用トレーニングツール」と「ボーイング787型用エンジン整備士訓練用ツール」を業務用プロトタイプとして開発し、実用化を目指しているとのこと。

 なお今回の発表に伴って価格が訂正された。正しい価格は開発者向けの「HoloLens Developement Edition」が33万3800円(税込)、法人向けキット「Hololens Commercial Suite」が55万5800円(税込)となる。

 また、いずれの製品にも画面操作機器のClickerは同梱されているが、後日追加購入が可能で、その場合の価格は8800円(税込)となる。Clicker単体では、Microsoft Storeでの販売は行われない。