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日本マイクロソフト、ホログラフィックコンピュータ「HoloLens」のプレオーダーを12月2日より開始

 日本マイクロソフト株式会社は、自己完結型ホログラフィックコンピュータ「Microsoft HoloLens」の日本国内におけるプレオーダーを、12月2日より開始すると発表した。プレオーダーの受付はオンラインのMicrosoft Store限定となる。出荷は、2017年初頭から開始される予定。

Microsoft HoloLens

 HoloLensは、目の前にある現実の世界と、3Dのホログラムの世界を融合させた「Mixed Reality(複合現実)」を実現するWindows 10デバイス。国内では、日本航空株式会社(JAL)がHoloLensを活用した「ボーイング737-800型機 運航乗務員訓練生用トレーニングツール」と「ボーイング787型用エンジン整備士訓練用ツール」を業務用プロトタイプとして開発し、実用化を目指している。

 ラインアップとしては、開発者向けの「HoloLens Developement Edition」、法人向けキット「Hololens Commercial Suite」が用意されており、豪州、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、日本、ニュージーランド、英国、米国(プエルトリコを含む)の各国・地域で提供されるとのこと。

 価格(税込)は、Developement Editionが33万3800円、Commercial Suiteが55万5800円で、画面操作機器のClickerも8800円で提供される。

【12/2 訂正】

  • 初出時、価格を「税別」としておりましたが、日本マイクロソフトが「税込」に訂正したため、記事内も記載をあらためました。
Microsoft Tech Summitにて、平野拓也社長が国内での提供を表明していた