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東京エレクトロンデバイス、「Azure Certified for IoT」の取得支援サービスを提供開始

 東京エレクトロンデバイス株式会社(以下、TED)は7日、「Azure Certified for IoTプログラム」の認定取得をサポートするサービス「Azure Certified for IoT 取得支援ラボ」の提供を開始した。

 Azure Certified for IoTは、Microsoft AzureとデバイスをつなぐAzure IoT Hubとの接続を事前検証したデバイスに提供される認定プログラム。この認定を取得した企業は、Microsoft Azureに簡単に接続できる製品を提供するパートナーとして、マイクロソフトのAzure Certified for IoTパートナーサイトに企業ロゴが掲載され、マイクロソフトと共同でPRする機会が与えられる。

 認定は、OSプラットフォームと開発言語別に提供されているライブラリ(Azure IoT Device SDK)を使用して、デバイスごとに行われる。認定を取得したデバイスは、このOSと開発言語の組み合わせで開発者がアプリケーションを構築できることを意味する。

 TEDが提供するAzure Certified for IoT取得支援ラボは、自社製品でAzure Certified取得を目指す企業向けに、Microsoft Azureへの接続設定や認定作業を有償でサポートするもの。Azure IoT Device SDKに標準で対応しているOS・開発言語の組み合わせを対象にした「基本サポートサービス」と、SDKが未対応の組み合わせを対象にした「カスタマイズサポートサービス」の2種類を提供する。

 価格は、基本サポートサービスパックが36万円から、カスタマイズサービスが個別見積もり。TEDでは、年内に20社30デバイスの認証を支援し、向こう3年間で1000社へのAzure IoTサービスの導入を目指すとしている。