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クラウド型ID管理&シングルサインオンサービス「OneLogin」の取り扱いを開始
2016年7月15日 06:00
株式会社JSOLは14日、米OneLoginとクラウド型ID管理&シングルサインオンサービス「OneLogin」の販売代理店契約を締結し、同サービスの販売を開始したと発表した。
OneLoginは、従来型のオンプレミス環境に加え、クラウドサービスを含めた統合ID管理とシングルサインオンを提供するサービス。Active Directory(AD)やLDAPとの認証連携も可能で、1つのユーザーID・パスワードですべてのクラウドサービス、Webアプリケーションに対してシングルサインオンを可能にするという。
また、アカウント追加・変更・削除の自動化、会社貸与PC以外からのアクセス禁止、社外からのアクセス禁止、多要素認証による認証強化などにも対応し、セキュリティの強化を図れる点も特徴。さらに、誰がどのクラウドサービスにいつアクセスしたかをすべて管理でき、監査ログレポートも出力可能なため、企業のコンプライアンス強化にも利用できるとした。
JSOLでは、このサービスを取り扱うことにより、IDに関する顧客企業ごとに異なる複雑な要件、異なる企業文化への対応が可能になり、要件定義から、設計、構築、運用、保守までを一貫して実施できるようになったとのこと。
例えば、パブリッククラウドと専用線で接続されたコロケーション環境を提供する「J-Hive」と組み合わせると、オンプレミス環境とパブリッククラウド間を接続し、1つのIDで社内Webアプリケーションとクラウドアプリケーションへ安全・高速にアクセスできるようになるとしている。