ニュース
Red Hat、最新の開発環境を提供する「Red Hat Software Collections 2.2」「Red Hat Developer Toolset 4.1」をリリース
2016年6月8日 13:57
米Red Hatは1日、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)で利用できる開発者向けのソフトウェア集「Red Hat Software Collections 2.2」「Red Hat Developer Toolset 4.1」の提供を開始した。
Red Hat Software Collectionsは、より新しいバージョンのウェブ開発ツールや動的言語、データベースなどを、RHEL上で利用できるようにするソフトウェア集。RHELよりも頻繁にリリースされ、より新しい開発環境を提供するとともに、安定性も両立するよう設計されている。
最新版のRed Hat Software Collections 2.2では、MariaDB 10.1、MongoDB 3.2、PostgreSQL 9.5といったデータベースや、Node.js v4.4、Python 3.5、Ruby 2.3、Rails 4.2、Maven 3.3といった言語環境などが提供される。
Red Hat Software Collectionsで構築されたアプリケーションは、RHEL 7/6のほか、Red Hat Enterprise Linux Atomic HostやOpenShift、Red Hatのコンテナアプリケーションプラットフォームにも展開できる。
また、最新のC/C++コンパイラやツールなどを提供する「Red Hat Developer Toolset 4.1」の提供も開始。こちらには、GNU Compiler Collection(GCC) 5.3、GNU Project Debugger(GDB) 7.11、Eclipse 4.5.2、Dynist 9.1、SystemTap 2.9などが含まれている。