ニュース

SCSKサービスウェア、オンライン接客ツール「Zopim」を販売

 SCSKサービスウェア株式会社は1日、フォー・フュージョン株式会社と、オンライン接客ツール「Zopim(ゾピム)」の販売代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、Zopimと、同製品を活用した「オンライン接客サービス」を販売開始する。

 Zopimは、Webサイト上の訪問者のアクティビティをリアルタイムでモニターし、関心度の高い訪問者とチャットの会話を開始させるシステム。Web訪問者の検索流入経路、閲覧コンテンツ、滞在時間など行動データとして蓄積するほか、蓄積した行動データをあらかじめ設定したルールに基づいて分析し、Web訪問者の関心度を重み付けすることができる。そして、関心度が高いと判断した訪問者に対し、トリガー機能によりチャット(オンライン接客)を開始する機能も搭載している。

 導入にあたっては、Webページにタグを貼り付けるだけで、簡単に実装可能。チャットに招待するポップアップウィンドウは、Webのデザインに合わせて変更できる。また、スマートフォンにも対応し、訪問者の操作性を阻害しないオーバーレイ表示に対応した。

 一方の「オンライン接客サービス」は、適切なタイミングでチャットによる訪問者サポートを行うもの。従来のチャットサポートは、Web訪問者(顧客)による呼び出しで対話をスタートさせていたが、「オンライン接客サービス」では、Zopimの持つ機能によりWeb訪問者の行動データを分析し、本当に困っているユーザーや購入を迷っているユーザー、あるいは何度も利用するエンゲージメントの高いユーザーを特定した上で、それぞれの状況に合わせた最適なタイミングでチャットに招待し、接客を開始するという。

 なおSCSKサービスウェアでは、Zopimと「オンライン接客サービス」を組み合わせることにより、今後3年間で売上20億円を目指すとしている。