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AirTrunkが印西に300MWのハイパースケールキャンパスを建設
2020年10月1日 06:00
60MWの第1フェーズは2021年後半に竣工予定
オーストラリアのデータセンター企業AirTrunkが、東京近郊の印西にハイパースケールキャンパス(TOK1)の建設を行います。
TOK1は2021年後半に竣工が予定されている60MW規模のプロジェクトです。キャンパスは、56,000平方メートル(600,000平方フィート)のテクニカル・データホールスペース、9,600平方メートル(103,000平方フィート)のオフィスおよび倉庫スペース、42のデータホールを備えます。
TOK1の完成時には、印西データセンターハブの13ヘクタール超の区画に7棟の施設が設けられる予定です。施設には専用の66kV変電所が付属し、PUE(電力使用効率)1.15が期待されています。
アジア最大の独立系 データセンター の1つとされるTOK1は、300MWを超える拡張も可能です。またこのデータセンターは、アジア太平洋地域における同社の6番目の施設であり、施設が完成すると、AirTrunkの総キャパシティは5つの市場合わせて750MW超になります。
大和ハウス工業がキャンパスの建設を担当し、またプロジェクトにも参加します。
ニュース提供元:データセンターカフェ
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